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速報
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Ⅰ緒言
従来から腰椎麻酔による手術が行われ,其の副作用及び後遺症に就いて種々と予防及び治療が行われて来ているが,現在も又其の治療に難渋しているのである。この中で最も頻発し,患者及び医師共になやまされるものは頭痛症候群である。余等もこの頭痛を比較的多く経験したのであるが,塩酸プロカイン加ブドウトウ液静注法により見るべき効果をあげたので,ここに報告する次第である。
従来から腰椎麻酔による手術が行われ,其の副作用及び後遺症に就いて種々と予防及び治療が行われて来ているが,現在も又其の治療に難渋しているのである。この中で最も頻発し,患者及び医師共になやまされるものは頭痛症候群である。余等もこの頭痛を比較的多く経験したのであるが,塩酸プロカイン加ブドウトウ液静注法により見るべき効果をあげたので,ここに報告する次第である。
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