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特集 産婦人科及びその境界領域の循環器系疾患
降圧剤の使い方
著者: 五島雄一郎1 近藤宏英1
所属機関: 1慶応義塾大学内科学教室
ページ範囲:P.1018 - P.1025
文献購入ページに移動 高血圧症の成因に関しては従来より多くの説が発表されているが,未だ充分これを解明し得るものはない。従つて現在我々が行つている本症の治療にも多種多様の方法があり,結局目下の処,本症の主要症状である高い血圧を如何にして適当なところ迄下げるかという対症的な療法に専念している始末であるが,然し血圧が下がる事により,自覚症状の緩解がみられ,且つ,高血圧症に伴う種々の変化も改善される事が経験されている。
これに対し,ここ数年間に新しい血圧降下剤が次から次へと出現し,高血圧患者に対し大きな福音となつているが又臨床家をしてその撰択を迷わしめる惧れがある程である。
これに対し,ここ数年間に新しい血圧降下剤が次から次へと出現し,高血圧患者に対し大きな福音となつているが又臨床家をしてその撰択を迷わしめる惧れがある程である。
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