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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科10巻3号

1956年03月発行

文献概要

随筆欄

アイソトープ余聞

著者: 藤森速水1

所属機関: 1大阪市立大学

ページ範囲:P.191 - P.191

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 随筆というものは,随意な題目で,隨意な気持で,随意な時に書くものと思つていた。所が本誌編集室から,昨年秋から一年越しの催促で,それも殆んど強制に近い催促である。これでは随筆所か不随筆にならざるを得ない。実の所,決して怠けていたわけではなく,いつか筆を執つて書いて見ようと思つていたが,いつでもよいし,どんな題目でもよいからと思いつつ,とうとう,今日に及んだ次第である。題目も色々考えているうちに,一つの題目を考えて,又もつと良い題目が思い浮んで来ては,暫らく考えているうちに,もつと良い題目が浮んで来るだろうと思い乍ら,幾日かが過ぎ去つた様な次第で甚だ申訳けないと思つている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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