文献詳細
特集 麻酔
文献概要
まえがき
クロルプロマジンは自律神経遮断と中枢麻酔作用とを有する新剤である。1951年,フランスのLaboritにより人工冬眠・藥剤冬眠・麻酔強化等に用いられてから衆目を浴びるに至つた。
われわれは先に産婦人科手術の前麻酔Premedicationとして,コントミン25〜50mgとオピスタン35〜105mgとを術前1〜2時間に投与し,術中の鎮静・嘔吐抑制・術後の鎮痛等に効果を認め,既に発表(産と婦22.8.659,昭30.8)したところである。
クロルプロマジンは自律神経遮断と中枢麻酔作用とを有する新剤である。1951年,フランスのLaboritにより人工冬眠・藥剤冬眠・麻酔強化等に用いられてから衆目を浴びるに至つた。
われわれは先に産婦人科手術の前麻酔Premedicationとして,コントミン25〜50mgとオピスタン35〜105mgとを術前1〜2時間に投与し,術中の鎮静・嘔吐抑制・術後の鎮痛等に効果を認め,既に発表(産と婦22.8.659,昭30.8)したところである。
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