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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科10巻6号

1956年06月発行

雑誌目次

特集 胸廓成形術後の妊娠

胸廓成形術後の妊娠

著者: 藤森速水

ページ範囲:P.373 - P.379

緒言
 「妊娠と肺結核」の問題に関しては既に古くから理論的,臨牀的に検討されているが,近時,肺結核に対する外科的療法の進歩と抗結核剤の普及に伴い,これら両種療法を妊娠に関連した肺結核に施行するに際して如何なる注意が必要であるか,その副作用如何,即ちその適応と禁忌に関して産婦入科医と結核専門医との間に注意が喚起されつつある。然し乍ら,この間の消息に関しては未だ詳細な実験的研究は尠く,主として臨牀的統計結果から類推して,或程度の結論と治療方針を樹てているに過ぎない。本論文に於ては胸廓成形術後の妊娠に就いて諸家の見解と著者自身の卑見を述べて見度いと思うが,胸廓成形術は肺結核に対する外科的手術の1種であつて,その奏効機序や副作用等に関しては他の種の肺虚脱療法,(就中人工気胸療法,横隔膜神経麻痺術)肺葉切除術,肺部分切除術,肺切除術等に於けると若干の類似点を有する故,本論文に於いても胸廓成形術のみに限局せず他種の肺虚脱療法にも言及して,読者の理解に便ならしめる事を諒承願い度い。

胸廓成形後妊娠の症例

著者: 野嶽幸雄 ,   名和寬二

ページ範囲:P.381 - P.386

まえがき
 妊婦結核の取扱いは社会的,経済的因子は勿論,患者の病態に応じ,多分に個人化して対策が樹てられねばならないが,本邦では,軽症例ですらなお多くは優生保護法の下に人工中絶が行われる現状である。化学療法と外科的療法が躍進し肺結核の治療成績の向上せる今日,妊婦結核の取扱いにも当然再検討が行わるべきで,最近では本邦でも藤森,臼井,加来,水野等の如く待期的処置の可能性の増大を支持する意見は多い。妊婦に於ける気胸,胸廓成形術の成績良好なことは既にOrnstein及びEpstein,Cutler,Schaefer等の報ずるところで,また胸成術後の妊娠,分娩についても良好な症例が認められ,また近年には化学療法と相俟つて妊娠中の肺葉切除例についても報告が見られるに至つた。
 この様に欧米に於ては妊娠中,胸成術,肺切除,大量の化学療法等の積極的方針が執られる傾向であるが,本邦では妊娠中の待期的方策として,せいぜい気胸,気腹,横隔膜神経麻痺術,少量の化学療法により,妊娠中の病勢進展の抑制を企図し,分娩後に於て積極策を講ずる傾向である。国立村山療養所に於ける結核妊婦13例(後掲)についても吾々はこの様に処置して概して良好な成績を収めている。

胸廓成形術後の妊娠分娩2例に就いて

著者: 塚田清 ,   山本政太郎

ページ範囲:P.387 - P.391

緒言
 近来肺結核に対する治療法は格段の進歩を示し,殊に胸部外科手術に依る療法は,その適応を確実に守るならば,他の療法に比し大いに短縮された治療効果を示すに至つた。従つて斯る療法を受けた婦人が妊娠,分娩,産褥に於て,如何様なる経過をたどるか,或は又妊娠中と雖も胸部手術療法によつて後に満期正常分娩を果させ得るや否やは,産婦人科医として深く観察を要する処である。
 元来結核と妊娠との相対関係に就いては異説の存する処であつて,最近迄は妊娠に因り結核は増悪するとの見地から,極めて早期に人工中絶を行い,胎児発育に伴う母体への障害を除くことを主眼とし,不幸妊娠中期以後の結核発見の場合は,中絶は反つて悪影響ありとし,従つて自然分娩を期待し,産褥期に気腹療法をなすべしとの説が多くとられた事は衆知の事実である(Florest1),Cromie2),藤森4),Jone3))。その後「化学療法,抗生物質等の発見,進歩並びに社会施設の改善等から,結核療法も日時と共に変化し,その病態に対する考えも亦大いなる進展を示し,結論的には適確なる治療を採用する限り,妊娠は結核に対し特に悪影響を与えるものでなく,要は病巣の程度と性質に左右される。従つてその予後に於ては非妊娠と格別の差は認められないとするに至つた。

原著

子宮頸癌術後再発に就いて

著者: 柗山文生

ページ範囲:P.393 - P.398

1.緒言
 昭和22年4月より昭和25年12末日に至る間,我が教室に於て手術し永久治癒の判明した子宮頸癌102例について調査を行い,特に術後の再発例につき精査した結果以下述べる如き知見を得たので報告する。尚この期間は戦災の為,放射療法施設極めて貧弱なりし時代で,手術を強行した例が含まれており,手術102例に対し放射療法15例である。

婦人科手術に於けるクロルプロマジン使用経験(第1報)

著者: 米倉亮 ,   田島廣助

ページ範囲:P.399 - P.406

緒言
 1951年H.LaboritがChlorpromazineを主体とした薬剤を用いて臨床的に冬眠状態とも云うべき一種の麻酔を実施し,各種の外科手術を行つて以来,我が国でも臨床医学の各領域に応用され,著しく注目されるようになつた。
 私等も塩野義製薬提供のウインタミン25mgを婦人科手術の前麻酔剤として使用し,認むべき効果を得たので報告する。

子宮内膜分泌期の簡単な一診断法

著者: 印牧義孝

ページ範囲:P.407 - P.408

1.緒言
 子宮内膜の周期は,黄体ホルモンの影響の見られる分泌期或は黄体期と,その影響の見られない増殖期或は卵胞期とに2大別される。内膜が増殖期であるか,分泌期であるかを日常臨床上簡単且つ迅速に知ることが出来れば,不妊症や月経異常の診療に大いに役立つわけで,之は組織学的検査に依れば容易であり,所謂分泌期内膜の日附け診断1)2)も可能であるが,これには少くとも一昼夜以上を要し,簡単な臨床検査法とは言えない。
 最近の内膜の研究は,グリコゲーン(以下グ.と略す)が,性周期と密接な関係にあり,重要な役割を持つものである事を確認した。本邦では,子宮内膜のグ.含有量について,加藤氏の綜説7)がある。

症例研究

先天性皮膚欠損症に就いて

著者: 渡辺健

ページ範囲:P.409 - P.411

はしがき
 分娩後の新生児に認められる皮膚の疾患や障害は非常に稀なものであり,かような異常は領域疾患(borderline disease)に属するものであるが,産科医にとっては特に重要な意義を有するものと思われる。
 何故ならば,若し,この異常が児の顔面,頭部や四肢に現れているならば,その両親は病因や予後に関して必ずや直ちに説明を求めるであろうことは当然予想されるからである。

綜説

臨床的子宮収縮測定法(その2)

著者: 加来道隆 ,   須田実

ページ範囲:P.413 - P.418

(B)子宮外測定法
 Schaeffer (1896)は子宮内嚢球法が異物挿入による感染と子宮刺戟の2つの欠点があるため,臨床的には実用的でないとして,円屋根型のペロッテの口孔にグッタペルカをつけた装置を腹壁上に弾性帯で固定し,これをガスメーターに連結して陣痛曲線を描記する方法を考案したが,形が非常に大きいのみでなく,子宮の位置や形態の変化,或は産婦の呼吸,胎動等でも影響を受け,子宮自体の運動のみを正確に現わさなかつた。同年Bukoemskyも別個に陣痛の時間的関係を測定しようとして,Mareyのタンブールを腹壁上に固定する方法を考案したが実用化しなかつた。
 その後,Fabre(1913)はSchaefferの装置を改良,腹壁に圧着するボタンの他端に発条をつけ,これにガスメーターを連結して空気圧の変動を描記した。本法もまたSchaeffer法と同様に形が大きくしかもその成績が不正確であつた。

診療室

トリコモナス腟炎の治療経験

著者: 藤井久四郎 ,   八尾十三 ,   片山初雄

ページ範囲:P.419 - P.422

 トリコモナス腟炎は毎日の外来診療室で遭遇するありふれた疾患であり,その処置も医師によつて多様である。それだけに実に種々の薬剤がとりあげられておる。腟トリコモナスの病原性やその条件などについても異論がたえたわけではない。しかし実際には,帯下を主訴とする患者の場合,うすい膿性泡沫性の腟内液を認めるときは多くは単なる懸滴標本の検査でも活溌に運動する腟トリコモナス原虫を白血球間に認め,何かの治療によつてこの原虫が消失すれば間もなく主訴がなくなることを常に経験する。したがつてトリコモナス腟炎の存在を認めないわけにはゆかない。
 トリコモナス腟炎の治療としてはこれまで種々のものが用いられており,硼砂グリセリン,Yat-ren,DeveganまたはStylogan(4-oxy-3-acetylaminophenylarsenic acid),Carbarsone(para-carbamidphenilarsenic acid),Chloro-phill,その他による局所療法が主なもので.いずれを用いても第1次治療はえられるが再発が起り易いのが欠点である。

速報

児心音の聽取部位と傳達経路とに就いての再検討

著者: 伊藤勝康

ページ範囲:P.423 - P.434

緒言
 産科学上聴診の進歩は,Wrisberg,Major,Kergeradecの三氏により始められたもので,1818年Jean Alexandre Le Jumean,Viscomte deKergeradecによりて,胎児心音(以下F.H.S.と略す)の発見以来130年余,その間Bumm,Sacks,Seitz,Happer,Creenhill,DeLee etc.数多の学者による心音研究発表は,多数にして枚挙に遑がない。併して殆んど総べての産科学書の記載する所に拠れば,F.H.S.の聴取部位は反屈位を除けば,『肩胛間部が中心となっている』。と言われているが,実際に腹部聴診に際しては,例えば第1頭位の場合に於ても右側に於てF.H.S.を聴取し得る事あり。又胎児娩出直後に於ても,子宮体に於てF.H.S.に一致した音を聴取し得る事等に関しては従来記載がなかった。
 余は茲に於て,F.H.S.の聴取部位及び伝達経路の再検討が必要であると思われるので,此の点種々の実験により追求してみた。

赤毛猿の性生理に関する再檢討

著者: 蓮井敏子

ページ範囲:P.435 - P.448

緒言
本研究に関する内外の文献
 人に行い難い医学的実験は必然的に人に最も近似した動物実験の研究に求めなければならないことは当然である。齧歯類等の実験により,直ちにその成績を人に当てはめることはできない。最も人に近似した実験動物として類人猿を除いて猿が最も至適である。近年研究実験動物として,頓に猿の研究が重要になつたのは猿が人に最も近似性があるからである。特に赤毛猿は月経を有するから婦人の性生理,月経周期性変化,排卵時期判定等に関する研究,ホルモン,不妊性,受胎調節等に関する研究に於て重要な基礎実験動物の一つである。
 赤毛猿はマカカ属によつて代表される一群の猿であつて,学名Macacus mulattaと呼ばれ,またOld world monkeyと云われ,日本名を赤毛猿と云う。

医学実験用赤毛猿の飼育及び管理法

著者: 蓮井敏子

ページ範囲:P.449 - P.451

I,本邦に於ける医学実験用猿に就いて
1.種類
 北海道を除く各地に棲む日本猿Macacus fuscatus,台湾の台湾猿Macacus cyclopsis,マレーの蟹喰猿Macacus cynomolgus,及び主として印度に棲む赤毛猿Macacus rhesusがある。日本猿は本州,九州,四国の各地に群棲して最も捕獲に好都合と思われるが,多数実験用に供するまでの捕獲は棲息地が人間の近付けない処だつたり,人間に慣らすまで相当の期間と努力を要する関係上現在の処困難である。然し大分県,高崎山,大阪府の箕面等では馴致が成功している処もあるので将来は実験用として多数の日本猿を利用する時もあると思う。台湾猿,蟹喰猿は輸入の許可さえあれば入手は容易である。赤毛猿はレーサス猿,ベンガル猿Bengal monkeyとも称され戦前は多数輸入せられ動物園に飼育されたり又医学実験にも供され,Hartman,Corner, Allen,等の研究にもある通り従前より婦人科学に必要な実験用猿として知られ又Rh反応には欠くべからざるものでRhesusの最初の二字をとつて示している程である。
 本猿は普通猿科Macacus (脊椎動物vertebrate,哺乳網Mammalid,霊長目primates)に属し前記日本猿等と同一種に属するもので北部印度,ヒマラヤよリゴダベリーに至る地方,カシミヤよりビルマに至る地方,又最近では中国北部方面に分布棲息している。

ABO式血液型不適合によるIcterus neonatorum Praecoxの1例

著者: 神崎卓

ページ範囲:P.453 - P.455

緒言
 1940年Landsteiner等1)によりErythrobla-stosis foetalisの原因はRh因子によることが明らかにされたが,かかる発生機転を認めるならばRh因子以外の血液型でも同様な新生児障害が起り得ることは容易に考えられる所である。Halbrecht(1944)2)ははじめてIcterus neona-torum praecoxと抗A又は抗B抗体との関係を指摘した。彼はこのような新生児黄疸を生理的な新生児黄疸と区別するためIcterus neonatorumpraecoxと命名したのであるが,典型的な例では黄疸は左程著明ではなく既に生後第1日或は第2日に現われ,4〜5日で消褪に向い,Haemoglobin量も僅かに低下する程度であり,重症のものでも数回の輸血で恢復するという。Halbrechtはこの種の例を集めてその95%に母子間のABO式血液型の不適合を認め,Wiener等3)は81%が同じくABO式血液型不適合であつたと述べている。即ち本症の成因は母子間のABO式血液型の不適合によるものであって,胎児のAB因子により母体血清中の正常凝集素α,βの凝集素価が上昇し,これが新生児へ逆行し新生児の血球を破壊することが原因とされている。

羊水産生機序に関する組織細胞学的研究

著者: 蘒原廣光

ページ範囲:P.456 - P.465

緒言
 羊水が如何なる機序により産生されるかは古来問題とされたところである。古代に於ては種々の憶説があるが,それらは現在全く一顧するに価しない。ここに科学的根拠を有する諸説を挙げてみようと思う。

海外文献抄録

コーチゾンと妊娠,他

著者: C.Bickel ,   P.Sectetan

ページ範囲:P.466 - P.467

 動物実験では,妊娠動物にコーチゾンを投与しても母体に害を与えることは見られない。投与量が治療量をはるかに超過しても同様であつた。又児に対する影響は治療量では見られないが,量が多くなると影響がある。胎児のコーチゾンに対する感受性は,動物の種類によつて大いに異る。猿では影響が大で,兎では低く,更にラッテでは殆んど見られなかつた。児に起る変化は投与量,妊娠月数によつて異る。治療開始後数日にして流産を来したり,胎児の倭小化,新生児死亡の増加,稀には胎児奇型を見る。母体に対するコーチゾン投与暈がさして過剰でない場合の胎児の変化は,胎児副腎の重量の低下で,皮質の束状層の萎縮を見る。
 臨床的には,妊娠期間を通じて治療量のコーチゾンを投与しても,一般に母体の健康,妊娠の進展,分娩経過,及び児の生存能力には影響を見ない。しかし,妊娠最終週に75〜100mg/24h,もしくはそれ以上を投与すると,新生児に生後2〜3日目に一時的副腎皮質機能低下を来すことがある。これはコーチゾン供給によつて,胎児の皮質発達が抑制されて居るためであり,正常の機能を獲得する迄約一週間を要する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

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今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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