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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科11巻10号

1957年10月発行

薬剤の臨床

手術的侵襲並びに放射性Co60照射前後に於けるグロンサンの使用効果

著者: 楠田雅彦1

所属機関: 1九州大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.723 - P.726

文献概要

緒言
 一般に手術的侵襲や放射線照射は肝機能を障碍するといわれる。最近私は中外製薬より,葡萄糖の酸化成績体であり,種々の有毒物質を抱合して複合グルクロン酸として解毒機能を現わし,肝機能を改善するといわれるグロンサン注射液,及び40%の葡萄糖液にグルクロンサン500mgを含む,グロンサン糖注の提供をうけたので手術患者及び放射性Co60,大量遠隔照射を行った患者についてこれを使用し,肝機能を中心としてその使用効果を観察した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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