icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科11巻2号

1957年02月発行

症例研究

食道気管瘻を伴つた先天性食道閉鎖症の1例

著者: 赤堀和一郎1 杉本修1 毛利進2

所属機関: 1京都大学医学部産科学婦人科学教室 2京都大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.116 - P.121

文献概要

緒言
 先天性奇形はその発生部位により体表面に見られる外部奇形と,内部臓器に見られる内部奇形があるが,前者は通常診断が容易であるのに対して,後者は発見され難く,從つて診断のうかない儘に適切な処置を逸し重篤な症状を呈する事が少くない。
 私達は最近食道気管瘻を伴つた先天性食道閉鎖症の1例を生前に推定し得,更に剖検によりそれを確認し得たので茲に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら