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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科11巻4号

1957年04月発行

藥物療法

Parahydroxypropiophenoneによる更年期障碍の治療

著者: 山中茂1 諏訪尚史1

所属機関: 1国立津病院産婦人科

ページ範囲:P.263 - P.266

文献概要

まえがき
 更年期障碍の原因に関しては,現在迄に,多くの学者が幾多の業績や学説を発表してきたが,今日に到るも定説は見出されない。一般には,Es-trogenの欠乏と共にGonadotropinの過剰という考えが強いが,単一な原因によるものではなく,九嶋氏なども更に複雑な原因によるものならんと述べている。
 成因と同様にその症状も全く複雑多岐で,従つて治療に於いても,現在,エストロゲン又はアンドロゲン,或いは塩酸プロカインなどの療法が用いられているが,その効果は一定ではない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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