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藥物療法
號珀酸,フマール酸剤(エトカニン)の臨床治験
著者: 臼井哲郎1
所属機関: 1横浜市立大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.267 - P.271
文献購入ページに移動Ⅰ.はしがき
近年ホルモン研究の進歩に伴い,その分泌及び活動と酵素との関連性が重視せられるにいたり,産婦人科領域に於いてもフォスファターゼ・ヒョリンエステラーゼ・β-グルクロニダーゼ等の酵素の研究が盛んになつてきた。
特に細胞代謝上必要であり,且つ脳下垂体副腎系の酵素代謝に欠くべからざる離炭鎖酵素中の酸脱水素酵素の研究も進んできた。殊にチトクローム酸素酵素の中,助酵素なく働く琥珀酸脱水素酵素の報告が増加してきた。
近年ホルモン研究の進歩に伴い,その分泌及び活動と酵素との関連性が重視せられるにいたり,産婦人科領域に於いてもフォスファターゼ・ヒョリンエステラーゼ・β-グルクロニダーゼ等の酵素の研究が盛んになつてきた。
特に細胞代謝上必要であり,且つ脳下垂体副腎系の酵素代謝に欠くべからざる離炭鎖酵素中の酸脱水素酵素の研究も進んできた。殊にチトクローム酸素酵素の中,助酵素なく働く琥珀酸脱水素酵素の報告が増加してきた。
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