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原著
羊膜液のPhosphatase量に就いて
著者: 山中弘一1 小島豊2
所属機関: 1山中産婦人科医院 2名古屋大学医学部附属病院分院産婦人科
ページ範囲:P.411 - P.413
文献購入ページに移動羊膜液の諸生化学的性状に関する研究は我国では北大産婦人科教室の広汎な研究業績を初め多くの研究業績が報告されているに拘らず,羊膜液のPhosphatase (以下P-aseと略)に関する研究業績は之をみない。欧米に於いても亦この種研究はSeelich1)等の研究以外に殆んど之をみない現況である。依つて我々は羊膜液中のAlkaline Phosph-atase(以下Al P-aseと略)並びにAcid Phosph-atase(以下Ac P-aseと略)について妊娠各月令毎に追究し,些か新知見を得たので茲に報告する。
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