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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科11巻6号

1957年06月発行

原著

「つわり」悪阻に対する新抗ヒスタミン剤(ボナミン)の使用経験

著者: 竹村喬1 沖本照男1 梅岡成臣1 杉田長久1

所属機関: 1大阪大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.414 - P.416

文献概要

1.緒言
 日常産科の外来を訪れる「つわり」悪阻患者は非常に多く,従つてその薬剤も亦多種多様である。然し適確な薬剤に乏しく,その治療の困難なことは我々臨床医の屡々経験する所である。
 ヒスタミンが悪阻の成因として比較的重要視されていることは周知の事実であり,多数の抗ヒスタミン剤が本症の治療に用いられているものの,未だ十分に満足できる成績を挙げているとは云い難い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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