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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科11巻8号

1957年08月発行

卵巣腫瘍

急性尿閉を来した卵巣充実性奇形腫の1例

著者: 山際義秀1 大越隆一1 清藤慶三2 佐野量造3

所属機関: 1青森市県立中央病院泌尿科 2青森市県立中央病院婦人科 3青森市県立中央病院病理検査科

ページ範囲:P.511 - P.513

文献概要

 卵巣充実性奇形腫は稀な腫瘍で本邦に於てもその報告は未だ20例を出ない。然し本腫瘍は単に稀というのみでなく,奇形腫の発生病理を考察する上に於ても重要な位置を占めるものであり,更にその悪性度に関しては尚多くの問題が存する。我々は9年5ヵ月の少女に突然尿閉を来すことによつて初めてその存在を知り得た本症の1例を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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