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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科11巻8号

1957年08月発行

原著

分娩誘発法として施行せるメトロイリーゼの経験

著者: 小林一郎1

所属機関: 1富士吉田市立病院産婦人科

ページ範囲:P.544 - P.546

文献概要

緒 言
 メトロイリーゼは陣痛を誘発,産道の開大を図り,人工的に流早産せしめる場合,又分娩は既に開始し急ぎ分娩終了の要ある場合,又早期破水後にて陣痛来らず,羊水流出子宮口容易に開大しない場合,又前置胎盤殊にその辺縁又は軽度の偏在前置胎盤で人工破膜を行うも出血止らず,止血と陣痛を誘発せしめる場合と,その応用は広汎に亘るものであるが,妊娠中毒症,早期破水の際,軽度の前置胎盤にて出血,又予定日超過及び本人の希望に沿つて子宮口開大,陣痛誘発を行い,正常分娩に導いた症例51例を経験するに至つたので茲に整理考察を試みたり。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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