文献詳細
臨床原著
文献概要
I.緒言
所謂機能性子宮出血とは,間脳—下垂体—卵巣—子宮系を主幹とする内分泌機能の異常である事は諸家の認める所であるが,本症の本態,出血機序並びに治癒機転に関しては今日尚不明であり,学説の疾患の域を脱し得ないのみならず定義そのものさえ一定しない。
所謂機能性子宮出血とは,間脳—下垂体—卵巣—子宮系を主幹とする内分泌機能の異常である事は諸家の認める所であるが,本症の本態,出血機序並びに治癒機転に関しては今日尚不明であり,学説の疾患の域を脱し得ないのみならず定義そのものさえ一定しない。
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