icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科12巻10号

1958年10月発行

グラフ

双角子宮

著者: 東京大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.757 - P.758

文献概要

 29才,原発不妊3年,初経15才,26日型,持続5日間で量はやや少いが,経時障碍は殆んどない。内診時,子宮は前傾屈,かなり小さく,両側附属器部分に索状の抵抗を触れる。月経第13日目にエンドグラフィン5cc注入,やや抵抗があつたが,指圧を去つても造影剤の逆流は殆んどない。レ線写真では高度の双角子宮て,頚管カニューレの入つた部分から左右に蛇行する管状の子宮腔が認められ,その先に疎通性のある卵管が続いている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら