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臨床研究
胎児腟細胞像と母体腟細胞像及び尿中卵胞ホルモン量との比較
著者: 斎藤淳一1 中村弘道1 福富洋1
所属機関: 1鳥取大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.773 - P.776
文献購入ページに移動胎児が母体内分泌の影響を受けて出生時に乳房腫脹,外陰部腫脹,帯下増加,或いは時に性器出血を起す事は古くから知られ,腟細胞の増殖についても幾多の報告があり,出生後急速に角化層の脱落消失がみられる。
一方母児血液,臍帯動静脈,子宮動静脈血液等の卵胞及び黄体ホルモン含有量の比較により,胎盤よりの本ホルモンの分泌及び母児問の移行が知られている。
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