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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科12巻3号

1958年03月発行

薬剤の臨床

子宮癌患者に及ぼす抗癌剤の影響—Carzinophilinについて

著者: 沢崎千秋1 徳田源市1 高井一知1 青地冨喜子1 井上薫1 青木康1

所属機関: 1京都府立医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.175 - P.182

文献概要

Ⅰ.まえがき
 われわれは先に子宮癌患者の代謝及びこれに及ぼすNitrominの影響を発表した1)。今回は,Carzinophilin(Carp)による影響について述べる。Nitrominの様にRadiomimeticに作用する薬剤と,Carpの様な抗癌性抗生物質とが生体の代謝に及ぼす影響についてどのような相違を示すかをしらべることは興味あることである。
 この見地から以下両剤の作用機序を比較検討するが,例数が少ないので,個体差の影響も大きいことも考慮に入れて判断しなければならない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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