文献詳細
文献概要
症例研究
重複腎盂兼重複尿管の2症例
著者: 高橋正次1
所属機関: 1岩手医科大学産婦人科学教室
ページ範囲:P.283 - P.286
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重複腎盂および重複尿管は腎奇形のうちではもつともおおいものの1つで,解剖死体における発見頻度は2%内外といわれている。しかし臨床的にはなんら症状がなく,膀胱鏡検査あるいは腎盂撮影のさいに偶然発見されることが多い。
わたくしはそのうち比較的稀れであるといわれている両側性(左完全,右不完全)重複尿管と偏側性(右完全)重複尿管の2症例経験したので報告する。
重複腎盂および重複尿管は腎奇形のうちではもつともおおいものの1つで,解剖死体における発見頻度は2%内外といわれている。しかし臨床的にはなんら症状がなく,膀胱鏡検査あるいは腎盂撮影のさいに偶然発見されることが多い。
わたくしはそのうち比較的稀れであるといわれている両側性(左完全,右不完全)重複尿管と偏側性(右完全)重複尿管の2症例経験したので報告する。
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