文献詳細
症例研究
文献概要
はしがき
重複腎盂および重複尿管は腎奇形のうちではもつともおおいものの1つで,解剖死体における発見頻度は2%内外といわれている。しかし臨床的にはなんら症状がなく,膀胱鏡検査あるいは腎盂撮影のさいに偶然発見されることが多い。
わたくしはそのうち比較的稀れであるといわれている両側性(左完全,右不完全)重複尿管と偏側性(右完全)重複尿管の2症例経験したので報告する。
重複腎盂および重複尿管は腎奇形のうちではもつともおおいものの1つで,解剖死体における発見頻度は2%内外といわれている。しかし臨床的にはなんら症状がなく,膀胱鏡検査あるいは腎盂撮影のさいに偶然発見されることが多い。
わたくしはそのうち比較的稀れであるといわれている両側性(左完全,右不完全)重複尿管と偏側性(右完全)重複尿管の2症例経験したので報告する。
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