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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科12巻4号

1958年04月発行

文献概要

症例研究

重複腎盂兼重複尿管の2症例

著者: 高橋正次1

所属機関: 1岩手医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.283 - P.286

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はしがき
 重複腎盂および重複尿管は腎奇形のうちではもつともおおいものの1つで,解剖死体における発見頻度は2%内外といわれている。しかし臨床的にはなんら症状がなく,膀胱鏡検査あるいは腎盂撮影のさいに偶然発見されることが多い。
 わたくしはそのうち比較的稀れであるといわれている両側性(左完全,右不完全)重複尿管と偏側性(右完全)重複尿管の2症例経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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