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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科12巻6号

1958年06月発行

雑誌目次

グラフ

頸管妊娠

著者: 東京大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.379 - P.380

 35才,初産31才(帝王切開),今回は第2回妊娠,最終月経,昭和32年1月10日から8日間。1月18日から始まつた不正出血,並びに発熱を主訴とし2月22日来院。初診時診断は"流産+感染"。続いて(1)診査掻爬(組織学的には正常絨毛)(2)フリードマン氏反応(200単位陽性2000単位陰性)(3)子宮卵管造影術等の補助診断法により,手術前に子宮頚管部妊娠と診断し得,従つて十分な準備のもとに腹式子宮全別出術施行し得,術後20日にて退院した。

招請講演

卵巣癌

著者: S.Cron ,   尾島信夫

ページ範囲:P.381 - P.385

 卵巣癌は婦人性器癌中第3位を占めるものである。米国婦人の年令の増加を考慮に入れると,卵巣癌は呼吸器及び膵臓の癌と共に米国に於いて統計的に確実に増加しつゝある。これは減少を示しつゝある子宮頚癌,(殊に私達の地方では著しいが)に対して著しい対照を示すものである。現今では子宮体癌の1例に対して頚癌の1例を認めるのであるが,20年前に於いては体癌1例に対して頚癌8例の割合であった。40才迄に卵巣癌の現われる頻度は約1(0.930)%で,その後は次第に減少するものと推定されている。卵巣癌は屡々沈黙の腹部腫瘍(silent tumor)と呼ばれる。症状を呈しないものが高率にあることは事実であり,たとえ定期的な内診が反復されていても,無症状の卵巣癌を発見することは普通の婦人科医にとって生涯のうち2,3回位しかないことであろう。
 Milwaukee病院では5年間に5,616例の婦人科患者の診察中に512例の卵巣腫瘍を見出した。卵巣腫瘍中で悪性と認められたものが57例即ち11.1%であり,全婦人科入院患者中の1.2%にあたる。

綜説

腎性昇圧因子レニンについて

著者: 九嶋勝司 ,   菊池芳夫

ページ範囲:P.387 - P.391

1. はしがき
 産科学上最も重要な疾患は後期妊娠中毒症であり,後期妊娠中毒症の三主要症状中最も重要なものは妊娠高血圧である。筆者はこの妊娠中毒症の成因として腎性因子の持つ意義について攻究中であるが,研究に先立ち腎性昇圧因子であるReninについて文献を渉猟したので,茲にその綜説を試みた。

臨床研究

内分泌疾患 Ⅲ—Chiari-Frommel様症候群について

著者: 唐沢陽介 ,   梶原和人 ,   小林賀雄 ,   岩崎寛和 ,   加藤順三 ,   砂原良三 ,   小林昭郎

ページ範囲:P.393 - P.398

I.緒言
 正常産褥授乳婦人以外にも,乳汁分泌,無月経,卵巣及び子宮萎縮が起ることがある。かゝる事実は,1855年初めてChiariによつて記載され,次いで1882年のFrommelの報告をもって,今日云うChiari-Frommel症候群なる疾患概念の大略が立てられたのである。
 本症候群の主要症候は,持続的乳汁分泌,無月経,卵巣及び子宮の萎縮,尿中ゴナドトロピン(以下GTと略す)の減少,エストロゲン(以下Estと略す)不全等で,Smook,Rosa等の史的見解によれば,彼等は分娩後子宮,卵巣萎縮,無月経,乳汁分泌の不随意存続のTriasを本症候群の特徴に挙げている。しかし一方,Greenblatt,Carmona&Hagler,Christiansen等はこの古典的なTriasを一応認めつゝも,単なる症候論的定義から,病因論的解釈までの拡張概念の下に,このTriasに加うるに,尿中GTの減少,Est不全,下垂体機能失調,更には下垂体腫瘍に基く症例迄もこれに入れている。

妊婦に於ける循環血液諸量と最高血圧との関係

著者: 渋谷孝

ページ範囲:P.401 - P.412

緒言
 妊婦に於ける血液諸性状に関しては既に多くの発表があり論じ尽された観があるが,之等の中,赤血球数,血球容積,血色素量,血漿蛋白量等に関してはその殆んどが単位体積中の血中濃度として検索され,妊娠月数との関係,中毒症の有無との関係等の立場がとられている。
 妊娠中毒症を臨床的に見ると,浮腫,高血圧,及び蛋白尿が三大主徴候であり,之等を検査することは中毒症の有無又は程度を知る上に最も重要であることはいう迄もない。就中,血圧は数値的に現わすことが出来るので,著者は血液諸性状が血圧の上昇に伴つて如何に変化するかを検索して見た所,循環血液量,循環血漿量に於いて血圧と有意の関係が存在することが判明した。そして更に赤血球数,血球容積,血色素量及び血漿蛋白量を単位体重当り循環血液中或いは循環血漿中に於ける総数又は総量として扱うと,之等諸量の増減は何れも最高血圧の高低と関係が存在することを見出した。そこで著者は之等の実験群を臨床的に浮腫陰性群と陽性群とに分け,何れにどの様な関係が存在するかを主題として研究を行った。

Prolactin定量の臨床的変法

著者: 藤井久四郎 ,   清水昭 ,   岡本良平

ページ範囲:P.413 - P.416

 下垂体前葉成分の中に乳汁分泌作用をもつものがあることはStricker & Grüter(1928,1929)の偶然的発見であるが,その後ウサギ,モルモット,サルについても同様の事実が確認された(Corńer,1930;Nelson,1934,Allen,1935;Anselmino & Hoffmann,1935;藤井,1938)。哺乳動物ではその場合予め乳腺を発育させておく必要があるので,テスト動物としては不適であるが,Riddle,Bates & Dykshorn(1932)はハトに於いては前処置なしに前葉物質がクロップ(嗉嚢)腺の増殖と分泌を起すことを見出し,泌乳成分のテスト法を提唱するとともに前葉のこの成分を抽出してProlactinと名づけた。
 その後このクロップ・テストを利用して種々の体液や組織中のProlactin(以下PLと記す)が定量されるようになった。これには判定目標としてハト・クロップ腺の重量測定(Riddle,Bates & Dykshorn,1933),クロップ全体の秤量(CopPedge & Segaloff,1951),クロップ腺の面積の計測(田名部,他1955),クロッブ腺の示す最小質的反応の観察(Lyons & Catchpole,1933;lyons & Page,1935)を行う方法などが考案され,検体の処置及びハトへの注射法についても種々検討されている。

妊娠に於ける鉱質代謝の基礎的研究,殊に妊娠月令に沿うての血清・尿・唾液中に於けるNa及びKイオン濃度の消長に就いて—第1報妊娠月令より見たる妊婦血清のNa,K濃度の消長に就いて

著者: 藤巻幹夫

ページ範囲:P.417 - P.425

緒言
 妊娠による母体の生理的変化についての研究は古来より多くの研究者によつて種々なる面より行われて来たのであるが,唯最近に於いては,測定器械並びに方法の進歩により,当時測定不能或いは測定困難であつたものが漸次測定可能となりつつあるのであつて,河方1)はこれらの新測定法を応用して妊婦の赤血球数,血色素量,色素係数,白血球数,網状赤血球数,赤血球抵抗力,赤血球平均直径,赤血球平均容積,ヘマトクリット値,血液稀釈係数,循環血液量,血漿蛋白量,血糖量,赤沈値等の妊娠月令による消長を観察報告した。

産婦人科領域におけるブドウ球菌の薬剤耐性とファージ型別

著者: 松田静治 ,   井橋力

ページ範囲:P.427 - P.437

緒言
 近年新抗生物質が相次いで出現し治療が著しく容易になつた反面,抗生物質に対する耐性菌が増加しつゝあり,交代菌症と共に大きな問題となつているが,産婦人科領域感染症において重要な位置を占めるブドウ球菌は一般に薬剤に対して耐性を獲得し易く,Penicillinだけでなく他の抗生物質に対しても耐性を示すブドウ球菌が増加する傾向にあり,耐性獲得の状況が多岐多様にわたるため,二重,三重の交叉耐性についても観察しなければならない治療困難な症例にしばしば遭遇することがある。この様な現状でブドウ球菌につき,最近の抗生物質を含めて広く感受性或いは耐性の状況を観察しその動態を検討することは,耐性ブドウ球菌感染症の治療に際して欠くことの出来ない問題である。
 感染症において病巣よりブドウ球菌が検出されたとしても,これが必ずしもその病巣の病原菌であると決定することは妥当とは云い得ず,殊に性器由来の菌株においては慎重を要する。混合感染ならずともブドウ球菌が単に腐生菌的存在として発見される場合もあるからである。従つてブドウ球菌の中で特に病原性を有するものの特微を追究することが必要と考えられるが,従来の色素産生能により黄色,白色にブドウ球菌を分類する方法では不充分であり,最近欧米においてはバクテリオファージによる分類が盛んに用いられるようになった。

薬剤の臨床

分娩時に於ける毛細血管抵抗性に対する強力ネオミノフアーゲンCの影響について

著者: 河方延介 ,   山田和子

ページ範囲:P.439 - P.445

緒言
 妊娠時特に分娩時に於いて毛細血管壁の抵抗力が減弱するという報告は屡々見るところである。即ち中井は妊娠時毛細血管の透過性が亢進するとし,Dickmannは妊娠中毒症の妊婦は33%毛細血管壁の抵抗が減弱すると述べ,Bickenbachは妊婦の大部分がこれが抵抗が減弱し,極端な減弱は子癇の成立に関係ありとしている。森山は妊婦は非妊婦に比して毛細血管壁の抵抗は減弱し,これの減弱は妊娠6〜7ヵ月で最高に達し,以後分娩に近づくに従つて亢進していくと述べ,大沢,昇田等は分娩時に到つて血管壁の抵抗力が急激に減弱し,分娩終了後速やかに上昇すると述べている。
 妊娠分娩時に於ける以上諸説の如き毛細血管壁の抵抗力滅弱の原因についてはOestrogen.とProgestronの平衡破綻,ヒスタミン増加説,低カルシューム血症説,血清膠質状態の変化等種々挙げられ,又最近妊娠中毒症の場合フィブリノリジンが血液中に増量し,線維素溶解現象が起きて毛細血管抵抗を減弱させ,ACTHはアンチフィブノリジンを増量させてこれを亢進させるとし,又ヒアルロニダーゼも抵抗性を減弱させると言われている。

トリコモナス腟炎に対する2-acethylamino-5-nitrothiazole経口投与の効果

著者: 鈴木康弘 ,   吉元昭治 ,   大内慶広

ページ範囲:P.447 - P.451

緒言
 周知の如くDonne(1836)が腟トリコモナス原虫を発見し,Hoehne(1916)がその病原性を唱えて以来,トリコモナス(以下トと略す)の研究は枚挙に遑がないが,その根治はなお至難の問題である。その理由の一つとして今日までの治療は結果からみて,尿道,膀胱,バルトリン氏腺,スキーネ氏腺に寄生,棲息するトを無視し,その駆除法が腟局所に限られ,全身療法が等閑に附されていたためでもある。最近,2-acethylamino-5-nitrothiazole一般名Aminitrozole (武田薬品提供)を使用する機会をもち,その臨床効果を観察したので,茲に報告する。

"ノブロン錠"の産婦人科への応用成績

著者: 山上徳司 ,   寺門運雄 ,   平野俊雄 ,   山村恵次 ,   助川幡夫 ,   吉村博光 ,   西望

ページ範囲:P.451 - P.457

はしがき
 クロールプロマジンを主体とする自律神経遮断剤の産婦人科領域への応用は,多数の報告者により試みられて来た。わが教室でも既に所謂カクテル麻酔の効果について検討するところがあつた1)
 其の後,土屋2),古沢3),田中4)等により,クロールプロマジン,グレラン,塩酸ジフェンヒドラミソを含有する"ノブロン注"の効果が報告されている。われわれも同様に"ノブロンAおよびB注"の著効を日常経験しているが,更に今回グレラン製薬より"ノブロン錠"の提供をうけ,使用する機会を得たのでこゝに少数例ながらその成績を報告する。すなわち"ノブロン錠"(糖衣錠)はクロールプロマジン(12.5mg) の中枢作用,グレラン(150mg)の脳幹性鎮痛作用およびクロールフェニラミン・マレアート(2.0mg)の抗ヒスタミン作用の所謂カクテルの錠剤で,鎮痛,鎮静効果の増強と持続を兼ね,経口投与出来うる簡便性を備えている。

Androgen-Estrogen Depotによる機能性月経痛症の治療成績について

著者: 藤井久四郎 ,   橋口精範

ページ範囲:P.459 - P.465

1.まえがき
 機能性月経痛症algomenorrheaの理論は今日まだ明らかになっていない。これまでのホルモン療法の大勢については筆者1)(1955)が綜説するとともに,特にandrogen depot剤によって従来のいずれの療法よりも使い易く,且つ有効ではないかと思われる成績を報告した。
 本稿ではandrogenとestrogenの混合de-pot剤によつてどれだけの成績を期待できるかを検討したいと思う。

婦人科領域の疼痛に対するSedes注の効果

著者: 山本文男

ページ範囲:P.465 - P.467

1.緒言
 一連のPhenothiazine系薬物を主剤とするいわゆる「遮断カクテル」が出現したのは近々数年の間に過ぎないが,強化,冬眠麻酔,術后の疼痛緩解並びにその他あらゆる面に広く応用され,近代麻酔学の主流をなして来た事は周知の通りである。われわれも従来Chlorpromazine (Winter-min),Promethazine (Pyrethia)及びDolantinを1:1:2の割合にしたカクテルを用い従来の麻酔に見られない種々の利点を得て来た。只,3剤の併用並びに麻薬使用と云う点で,その取扱上若干の不便を感じたが,最近塩野義製薬より,之等3剤中よりDolantinを除き,エチルヘキサビタール,アミノピリン分子化合体,アミノピリン及び塩酸パパベリンを配し,1剤にしてカクテルの形式を備えたS−200(Sedes)の提供を受けたので,従来のわれわれの用いた3剤併用時と比較してその効力を検討したのでその成績を報告する。

症例研究

重複胎盤の1例

著者: 柳井良淳

ページ範囲:P.468 - P.469

緒言
 胎盤の形態異常は比較的稀であり副胎盤で分娩数の約1%と云われている。
 胎盤の形態異常は又屡々異常な分娩経過を示し胎盤残留,後産期出血感染などの原因ともなる。最近筆者は重複胎盤の1例を経験したので報告する。

卵巣漿液性乳嘴状腺癌の1例

著者: 加納泉 ,   井島昭彦

ページ範囲:P.470 - P.473

 卵巣嚢胞状腺腫は卵巣腫瘍として最も普通のものであるが,時に嚢胞状の癌が経験される。附属器の悪性腫瘍と診断されてから9ヵ月の経過を観察して後,剖検により漿液性乳嘴状腺癌と診断された症例を報告する。

子宮頸部筋腫に合併せる血状奇胎の1例

著者: 永松幹夫 ,   自見昭司 ,   七島一雄

ページ範囲:P.473 - P.474

1.はしがき
 成書によれば血状奇胎は延滞流産時に見ると云われているが,その発生は稀有に属するもめと思われ,本症の一果型であるBreus'sche Moleに就いての症例報告は散見されるけれども,血状奇胎に就いては近年その報告を知らない。私共は最近子宮頚部筋腫妊娠例に於て該筋腫が流産を遷延し典型的な血状奇胎を発生したと思われる1例を経験したので報告する。

吾領域手術に際し発見された結腸癌の2例

著者: 三宅秀郎

ページ範囲:P.475 - P.478

 吾領域での結腸癌の報告は少く,Hornung,Neumann,Offen & Salzstein等が附属器腫瘍と診断した例,本邦では塩見氏の報告を見る位である。之等を見ると(1)臨床的に附属器腫瘍と思つたもの,(2)転移性卵巣癌から原発部位が結腸と判明したものとあるが,更に(3)他に吾領域疾患があり,偶然に発見したものも考えられる。自験の2例は(2)と(3)であるが之を報告して一般の注意を促したい。なお開腹時所見では炎症と区別し難く,一見癌を思わせた2例も併せ述べる。

中期人工妊娠中絶時に於ける中央頸管裂傷の1例

著者: 吉田之好

ページ範囲:P.479 - P.480

緒言
 中期人工妊娠中絶には種々の方法があるが,卵膜外リバノール液注入法は比較的効果確実で副作用も少いと云われている。当院に於ても昭和26年より実施し総計1,200例を数えているが,1例のアナフラキシー様ショックを見た例を除けば未だ著明な副作用を認めていない。然るに最近私は妊娠5ヵ月の初妊婦に本法を行い,陣痛促進剤を注射しないにも拘らず分娩時子宮頚管中央後壁に裂傷を生じ,外子宮口からでなくこの裂傷孔より胎児を娩出した例を経験したのでここに報告する。

卵巣嚢腫と誤診した有茎巨大肝嚢腫の1例

著者: 塩川明 ,   保城勉

ページ範囲:P.481 - P.482

はしがき
 肝には比較的稀だが,いろいろの嚢腫がおよそ20%現われ,独乙では5%と謂われている。わが科ではこれに遭遇する機会に恵まれることが甚だ稀である。私は最近卵巣嚢腫と誤診した1例を経験したのでそれを報告する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻9号(2015年9月発行)

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69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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