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頸管妊娠
著者: 東京大学医学部産婦人科学教室
所属機関:
ページ範囲:P.379 - P.380
文献購入ページに移動 35才,初産31才(帝王切開),今回は第2回妊娠,最終月経,昭和32年1月10日から8日間。1月18日から始まつた不正出血,並びに発熱を主訴とし2月22日来院。初診時診断は"流産+感染"。続いて(1)診査掻爬(組織学的には正常絨毛)(2)フリードマン氏反応(200単位陽性2000単位陰性)(3)子宮卵管造影術等の補助診断法により,手術前に子宮頚管部妊娠と診断し得,従つて十分な準備のもとに腹式子宮全別出術施行し得,術後20日にて退院した。
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