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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科12巻6号

1958年06月発行

症例研究

子宮頸部筋腫に合併せる血状奇胎の1例

著者: 永松幹夫1 自見昭司1 七島一雄1

所属機関: 1長崎大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.473 - P.474

文献概要

1.はしがき
 成書によれば血状奇胎は延滞流産時に見ると云われているが,その発生は稀有に属するもめと思われ,本症の一果型であるBreus'sche Moleに就いての症例報告は散見されるけれども,血状奇胎に就いては近年その報告を知らない。私共は最近子宮頚部筋腫妊娠例に於て該筋腫が流産を遷延し典型的な血状奇胎を発生したと思われる1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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