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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科12巻7号

1958年07月発行

グラフ

外陰癌

著者: 東京大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.489 - P.490

文献概要

 54才,主婦,5回経産,約20年前より糖尿病あり,毎朝食30分前インシュリン50単位使用中,昭和32年4月小陰唇附近に湿疹様発疹に気づく。同年8月某病院にて胡桃大の腫瘍を外陰部に発見され摘出術を受く。更に12月にはコンヂロームと診断され医治を受くも治癒せず。初診33年1月24日,写真の如き腫瘍を外陰部に認む。組織学的に角化性扁平上皮癌と診断,2月4日ルプレヒト氏変法外陰癌剔除術,人工膀胱腹壁尿瘻設置並びに腹式子宮全剔除術を行い,更に放射線後療法を施行す。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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