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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科12巻7号

1958年07月発行

綜説

Relaxinの抽出と測定

著者: 九嶋勝司1 赤田義巳1

所属機関: 1東北大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.493 - P.496

文献概要

抽出法
 Relaxin(以下R.と略)は多種の動物の血液,胎盤その他の生殖臓器で発見され,何れも妊娠後期に最高の濃度となる。最も多量に含んでいるのは,妊娠豚の卵巣で豚仔が5inch以上になれば,10,000 G, P.U./gr.offresh ovary14)(1,000 G.P.U./gr.fr.ov20))となる。妊娠家兎の母体側胎盤は妊娠24日以後では200〜350G.P.U./gr.fr.tiss.である。又妊娠家兎血清では,同じく24日以後,10 G.P.U./ccの比較的一定の濃度を示し,標準として使用し得る可能性がある5)7)16)17)23)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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