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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科12巻7号

1958年07月発行

臨床統計

未熟児の産科統計

著者: 景山正歩1

所属機関: 1新潟鉄道病院産婦人科

ページ範囲:P.573 - P.581

文献概要

I.緒言
 最近の医学の進歩によつて死亡率は著しく改善されたが,未熟児の死亡率はどうであろうか。殊に未熟児哺育の様式は最近わが国に於いて大きく変りつゝあり,その結果は死亡率等に対してどう影響するであろうかは未だ将来の問題である。そこで従来の哺育様式での成績はどうであろうか。これについての報告は,わが国では未熟児が産科と小児科の境界領域なために比較的すくなく,殊に産科よりの報告はすくない。そこで,新しい哺育様式にうつる前に当科に於いて取扱つた過去7年5ヵ月間の未熟児の哺育成績をまとめ,且つ文献と比較してみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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