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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科12巻8号

1958年08月発行

症例研究

胎表造影術により分娩前確診し得た胎児軟骨萎縮症の1例

著者: 早乙女二朗1 村上治夫1 村上恒男1

所属機関: 1東北大学医学部長町分院

ページ範囲:P.647 - P.651

文献概要

緒言
 胎児軟骨萎縮症は1878年ParrotがChondro-plasia,MarchndがMicromelia Chondro-malacica等と報告し9),又1892年Kanfmann2)が病理解剖学的にChondrodystrophia foetalisと命名して今日に到る迄その報告は少なくない。われわれは羊水過多症を合併し,高度の骨萎縮を伴なった例を分娩前に診断し得たがかゝる症例の報告は稀であるので茲に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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