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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻1号

1959年01月発行

特集 三胎以上の複体妊娠例

「三胎分娩及び四胎分娩の各1例」によせて

著者: 長谷川敏雄1

所属機関: 1日赤中央病院

ページ範囲:P.7 - P.7

文献概要

 「多胎妊娠小特集」を持つに就いて,何か「まえがき」様のものを書くようにと編集部から注文があつたが,中津,北条両君の原稿を持ち込んでそのような特集編集のきつかけを作つた手前,厭とは云えぬ羽目となり,一筆ものすことにした。
 双胎に就いてはさて措き,三胎は6400回の分娩に1回,四胎は512000回の分娩に1回と云うから,人間一生の間に三胎に巡り会うことは必ずしも無いとは限らないだろうが,四胎にぶつかることはよくよくの巡り合せと云つてよいだろうし,五胎,六胎に至つては之にお目にかかることなど,先ず不可能と云つても言い過ぎではないであろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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