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診断と検査法
電気閃光法による自律神経機能検査について
著者: 神尾憲治1 長谷川直義1 岡崎恒雄1 樋口安彦1
所属機関: 1東北大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.881 - P.883
文献購入ページに移動自律神経症状を示す患者に,われわれは各種の自律神経機能検査を行つているが,従来の薬物試験を始めその他種々の当検査法は,患者に苦痛を与え,又時間的にも比較的困難な場合がある事に直面し,検査方法を簡易化する必要を感じていた。
先に教室の岡崎らは,Bickenbach氏起立試験の成績は電気閃光値と平行的増減を示すことを報告したが,更にわれわれは此の度Adrenalin及びAcetylcholinによる薬物試験と電気閃光値との関係を調べた結果,両者の間に関係を認めたので茲に報告する。
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