文献詳細
症例報告
文献概要
Ⅰ.はしがき
妊娠時に子癇をおこした場合は,母体の死亡率も少くなく,一方胎児も妊娠時の子宮内死亡及び娩出後の生育不能児の出現も少くないといわれている。
私共は子癇発作をおこして入院してきた妊娠8ヵ月の妊婦が,治療を行つておつたところ,入院後1週間にして分娩にいたり,しかもその新生児が生下時体重1340gという未熟児の例に遭遇し哺育したのでここに報告する。
妊娠時に子癇をおこした場合は,母体の死亡率も少くなく,一方胎児も妊娠時の子宮内死亡及び娩出後の生育不能児の出現も少くないといわれている。
私共は子癇発作をおこして入院してきた妊娠8ヵ月の妊婦が,治療を行つておつたところ,入院後1週間にして分娩にいたり,しかもその新生児が生下時体重1340gという未熟児の例に遭遇し哺育したのでここに報告する。
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