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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻10号

1959年10月発行

臨床統計

山口県南部の一中都市における女子学生の月経調査—第1報 月経初潮発来時期及び月経の現況に関する調査報告

著者: 藤生太郎1 平野晑1 柳井哲雄1

所属機関: 1山口県立医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.923 - P.929

文献概要

Ⅰ.はしがき
 本邦婦人の月経については,戦前より数多くの調査報告があり,戦後もまた,急変した社会情勢及び教育制度が月経に及ぼす影響の有無を考慮しての調査がなされた。地域的に見れば,これらの調査は多く大都市で行われたものであつて,地方都市,農村よりの報告は少い。殊に女子学生についてもまた然りである。山口県もその報告に乏しい地域の一つであるが,われわれは鉱工都市として近年急激に発展した宇部市の女子学生を対象とし, 1.月経初潮及び現在の月経状況 2.生活環境の月経初潮に及ぼす影響 の2点につき調査を行つたのでその成績をここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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