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症例報告
胎生時に発生したWilms腫瘍の1例
著者: 山岡一行1 高野健正1 土本イワコ1 世良正視2
所属機関: 1広島市民病院産婦人科 2広島大学医学部小児科
ページ範囲:P.1021 - P.1023
文献購入ページに移動Wilms腫瘍は,主として5才未満の幼児に好発する,腎のEmbrional Adenomyo-sarcomaであるが,胎生時に発生する事は甚だ稀である。
1940年までの欧米の新生児Wilms腫瘍の報告はWellsの5例であり,本邦の報告例は,岩田の1例のみである。
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