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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻12号

1959年11月発行

雑誌目次

特集 子宮癌診療の進展

子宮癌診療方針の進歩過程

著者: 安藤畫一

ページ範囲:P.1039 - P.1040

 子宮癌はその診療の重要性に於いて,婦人科的疾患の主位を占むるもので万人の関心事とするところである。従つてその診療に関する研究にも進歩のめざましいものが少くない。本誌が本特集を企図したのもその全貌を汎く紹介せんがためである。各論に亘る前に先ずその進歩過程を展望するのが本稿の目的である。但し子宮癌中でも最も多様の診療法を有する頚腟部癌を主とせることを予めお断りしておく。

診断

子宮癌におけるCarcinoma in situの全貌

著者: 田中良 ,   太田邦夫

ページ範囲:P.1041 - P.1048

まえがき
 Carcinoma in situ即ち上皮内癌は子宮頚部について,もつとも詳しい検索が行われてきた。従つて子宮癌に於けるCa. in situの展望についてもその大部分が子宮頚部に関するものであり,体部に於けるCa. in situは諸家の定見の乏しい現状であるので少しふれるにとゞめる。

子宮癌についての組織化学診の現況

著者: 御園生雄三

ページ範囲:P.1049 - P.1056

Ⅰ.まえがき
 子宮癌においても現在の組織学的方法や形態学的基準をもつてしては,極く初期の悪性変化の決定的診断は殆んど不可能である。細胞又は組織の生活現象或いは物質代謝の面から,この困難な点の解決に近づこうとするのが組織化学診である。生化学においては物質の定量が重視されるが,組織化学においては或る化学成分の正確な所在が問題となる。こゝに最近における子宮癌の組織化学診の大勢を展望して見ることゝするが,一言に組織化学といつてもその内容は極めて広範に亘つており,これを全部記載することは到底不可能であり,又その必要もないと思われる。こゝにはその代表的なもののみを撰んで順次解説するに止める。なお今回は子宮癌の組織化学診のみについて述べ,スメアーに関するものには原則として触れないことにした。又従来の子宮癌に関する組織化学的研究は比較的少ないので,現在の概念の説明のために,子宮癌以外のものも参考としたので了とされたい。

塗抹細胞診の現況

著者: 水野潤二

ページ範囲:P.1057 - P.1066

 塗抹細胞診が産婦人科領域に導入されてから既に15年余を経過したが,子宮癌に関してはその診断,特に早期発見のための日常検査法の一つとして,又その細胞学的研究の一方法として貢献しつゝあることは,今日周知の事実である。昨夏筆者は欧米各国の大学婦人科教室,癌研究所,癌センター等を視察し塗抹細胞学(Exfoliative cyto-logy)が臨床病理学,臨床生化学等に比肩する一分野として確立せられ,それらの実験室に匹敵する細胞学実験室或いはセンター(Cytology lab-oratory, center)が数多く設置せられ,米,西独等には教授の資格をもつ細胞学者(Cytologist)がおり,Cytologyを中心とした団体又は学会(Inter-Society Cytology Council, Interna-tional Academy of Gynecological Cytology,European Society for Clinical and SocialCytology等)が結成せられ,機関紙(Inter-Society Cytology Councilの年次報告,ActaCytologica等)も発行されていて,実際,研究の両面において塗抹細胞学がますます発展しつゝあるのを如実に見ることができた。

腟鏡診(コルポスコピー)の現況

著者: 御園生義良

ページ範囲:P.1067 - P.1074

Ⅰ.はしがき
 子宮頚癌の治療成績を左右する重大な因子は早期発見であり,早期治療と併せて良成績を約束するものである。従つて早期発見のための診断法の向上が非常に重要になつてくるわけである。ところがすでに進行した症例では内視診により殆んど瞬時に診断を下し得るのが通例であるが,早期の場合は必ずしも容易ではない。早期頚癌の多くは臨床上いわゆる前期癌と呼ばれ,特有な症状を欠き,内診や肉眼所見のみでは見逃がしやすいものであるが,そのように肉眼で殆んど変化を認め得ない症例でも腟鏡診(以下コルポスコピーと記す)を併用すれば特異な異常所見を発見することが屡々である。従来は腟脂膏検査(Smear法)及び組織検査のみに頼つていたが,これにコルポスコピーを併用すれば理想的な癌診断法となる。
 本法は1925年Hinselmannが初めて用いたものであるが,その後照明の強化及び焦点距離の延長等の改良によつて外来でroutineとして使用できるようになつたので,独乙では広く普及使用されて相当効果をあげている。

コルポミクロスコピーの現況

著者: 増淵一正

ページ範囲:P.1075 - P.1081

Ⅰ.はしがき
 子宮頚癌の臨床にあたつて今日痛感される最も大きな事実は,早期の症例が著しく増加して来たということである。
 嘗ては肉眼視診及び触診に基いて組織検査を施行することで足れりとされた時代もあつたが,今日のように,いわゆる臨床前期あるいは不可視癌と称される早期症例に対しては前時代的な肉眼診断法は殆んど無能となつて来たのは当然といえる。

放射性同位元素による子宮癌の診断

著者: 藤森速水 ,   山田文夫 ,   河合公

ページ範囲:P.1082 - P.1087

Ⅰ.緒言
 子宮癌ことに子宮頚癌はその解剖学的性質により,他臓器の癌に比べて局所診・検査材料の採取が比較的簡単ではあるが,その診断は毎条必ずしも容易ではなく,従来より発表されている諸方法も一長一短の特徴を有している。而して再発癌等の場合を除き純然たる子宮頚癌の診断には,癌特異性に欠ける体液診等は殆んど臨床的に応用される事なく,専ら肉眼的,組織学的,細胞学的検索等が利用されて居る現状である。また最近ではコルポスコープも再認識され,更にコルポミクロスコープもようやく普及しはじめつつあるが,そのいずれもが癌診断のためにはかなりの修練による経験を必要とし,かつ判定に際して純粋に客観的立場より判断し難い事が多い。一見癌の確診を下し得る場合の如きは問題ではないが,各種の精密検査の結果,甲論乙駁を重ねて診定する如き場合には殊に客観的なデータが必要となる。
 近来とみに広汎に利用される様になつた放射性同位元素は癌診断にも用いられ1940年HamiltonはI131を甲状腺癌に,1951年MooreはI131—Dijodfluoresceinを脳腫瘍の診断に利用した。以来多数の報告があるが,之らは腫瘍細胞の放射性同位元素摂取がかなり特異的に旺盛である事を応用したもので,甲状腺関係に対するI131以外にはP32が最もしばしば利用されている。

予防

子宮癌に可能な予防法

著者: 安藤畫一

ページ範囲:P.1088 - P.1088

Ⅰ.疾患一般に行わるべき予防法とその可能性
 子宮癌だけでなく,すべての臓器癌全体または癌以外の疾患全部に共通して行わるべき—その可能性は度外視して—予防法には次の3種がある。

治療

子宮頸癌根治手術のリンパ節廓清効果判定の試み—手術療法の統計基準確立のために

著者: 小林隆 ,   竹内正七 ,   松枝和夫 ,   小林昭夫

ページ範囲:P.1089 - P.1095

Ⅰ.まえおき
 子宮頚癌の治療成績は国際統計基準にもとずいて,臨床進行期別に取扱い,5年治癒率によつて論んずべぎことがとりきめられている。癌の治療効果は5年治癒率によつて判定しなければならないのは当然のことであるが,この治癒率の優劣が必ずしもたゞちに治療方法のそれを示すとは云えない趣きもあることを一応心得ておくべきである。というのは治癒率を支配する因子には治療方法のみならず,癌の病理学的な進行程度の相違等が大きく関与するからである。それだからこそ国際統計基準においては患者を不満足ではあるが臨床進行期別に分類して検討することを求めているわけである。
 ところが,この臨床進行期というのは国際分類による一定の基準にしたがつて診定するのであるが,主観的な要素が多く,内診が唯一の方法であるから事実上の癌の進展度とはかなり喰違いのあることは既に諸家の指摘しているところである。臨床進行期が癌患者の病理学的所見を正確に反映していないとすれば,臨床進行期別の治癒成績から,治療方法の優劣を論じることは厳密には不可能に近いと云つても過言ではないであろう。

子宮頸癌根治手術術式の現況—就中岡林式の変法並びに後遺症の対策に就いて

著者: 村上清

ページ範囲:P.1096 - P.1103

Ⅰ.序論
 子宮頚癌の根治手術々式については,既に岡林式(系統的広汎性子宮頚癌剔出術)の創案者を始めとし,諸家の論文乃至著書が多数にある,就中岡林,八木,真柄の著書には,多数の図解を附して詳細に記述されている。
 又岡林,三林,八木,藤森,吉松,加来,小林等の映画もある,筆者は何れも立派なものと拝見した。

子宮頸癌に対するレ線深部治療照射方式の進展

著者: 岩井正二

ページ範囲:P.1104 - P.1112

Ⅰ.はしがき
 近年医学の進歩にもかかわらず癌は依然として減少せず,子宮癌の死亡は年々8000人をかぞえるというが,これが対策はわれわれにとつて重要な課題といわねばならない。最も望まれる癌の化学療法は今日なお発達の途上にあり,いまのところは,子宮頚癌にたいして根治を期待できる治療法は手術と放射線の二つだけである。このうち手術療法はわが国ではすぐれた岡林,荻野式根治手術術式がひろくおこなわれ,手術合併症にたいする予防的処置の進歩導入ともあいまつて良好な成績をあげていることは周知のとおりである。しかし,手術療法はいまやほとんど行くべきところに行きついた観がないではなく,この方面では今後それほど大きな発展はのぞまれそうもない。一方,放射線医学のめざましい進展とともに,子宮頚癌の放射線療法はこれからさきかなりあかるい希望がもたれ,頚癌治療が今後ますます手術から放射へと移行する趨勢をもたらすことも予想される。外国の一部では,古くから,もつぱら放射線療法によつて治療がおこなわれてきたがこの傾向は漸次ひろがりつつある。したがつて今後これらの治療成績にわれわれは充分関心をもつ必要があるわけである。ここには放射線療法のうちレ線深部治療についてその進展の状態と,これが子宮頚癌治療への応用について,著者の経験をもとりいれて現況を展望してみたいとおもう。

子宮癌のラ照射法の現況

著者: 清水直太郎

ページ範囲:P.1113 - P.1120

 子宮癌のラ照射法は大別して,大量の線源をもつての遠距離照射法と,比較的小量の線源をもつての照射法とがある。前者はレ深部照射法をラのγ線で行うのに相当し,従来の20万ボルト足らずの電圧で得られるレ線による深部照射と比較して,遥かに優秀な効果があげられているが,ラが非常に高価なために極めて少数の施設で実用されているに過ぎない。最近ラよりも著しく安価なγ線放射体として放射性アイソトープCo60が活用されるようになり,γ線の遠距離照射法はラに代つてCo60によつて広く実用されるようになつた。従つて今日子宮癌へのラ照射法は一般には小線源によるもののみである。なおこの場合にもCo60をラに代用出来るので,今後ラ治療は安価であり,しかも取扱いが便であるCo60による照射に全面的に置き換えられる傾向がある。ラの小線源で照射する場合の特徴は,実際に使用する放射線がγ線であることよりも,線源を病巣に強く接近させ,従つて線強度が距離2乗に反比例して著減するために,病巣のみを局部的に強照射出来ることにある。しかし他面,この点は短所にもなる。即ち病巣が多少広く厚い場合には照射が不均等になり,又直達出来ない病巣では線源と病巣との間の部分のみが無用に強く照射される。よつて子宮癌治療に於けるラ照射の役割としては,腟,子宮腟部,頸管,子宮腔等,外界から直達出来る部位の病巣を局部的に強照射するのが主である。

ラジオアイソトープによる子宮癌の治療

著者: 岩井正二

ページ範囲:P.1123 - P.1133

Ⅰ.まえがき
 Radioisotope (以下R.I.と略す)による癌の治療と云うと何か特別の変つた方法かの如く考えられがちであるが,その実体はR.I.の放射するγ線,β線によるもので従来のレントゲン,ラヂウム療法とは本質的に何等異るものではない。従つてその実施には従来の癌放射線療法に関する基礎的知識を十分もつている必要がある。
 現在わが国で治療に使用されるR.I.はかなり多いが子宮癌に用いられる場合は次の3種に分けられる。

子宮癌にたいする化学療法の現況

著者: 竹内正七

ページ範囲:P.1135 - P.1148

Ⅰ.序論
 子宮癌にたいする制癌剤の臨床応用は余り活溌ではない。それは,手術と放射とが治療法の主流をなし,しかも他臓器の癌に比し,これらの療法ですでに,かなり秀れた治療成績をあげており,一方では,化学療法の悲観的見解にも支配されているためと思われる。
 しかし,手術にせよ,放射にせよ,局所療法の域を出ないのであるから,子宮癌が全身的疾患として取扱われなければならない限り,化学療法に期待する以外にはないことは自明である。

末期子宮癌に対する男性ホルモン療法

著者: 赤須文男

ページ範囲:P.1149 - P.1155

 末期子宮癌に対する男性ホルモンAndrogen(以下Aと略す)の効果については,私はすでにいくつかの研究を報告した1)-6)が,乞われるままに更に2〜3の私見を加えて以下これを略述する。
 子宮癌に根治療法(放射線療法或いは手術療法)がのぞみのある間は,これを施すのは当然であるが,これら治療法の無効とされるいわゆる末期子宮癌(以下癌と略す)に対する処置は可なり面倒である。この時は全身状態は著しく悪化し,食欲は欠如し,体重は著減し,皮膚は乾燥ししばしば黄色を呈し,加えて疼痛が現われる。疼痛は生体の危険に対する警告であるから,1)安静,2)根治療法,3)鎮痛剤などを用いれば多くの疾病では次第に緩和され,治癒に向つていくものであるが,癌の場合は絶対にそういうことは期待されず,結局,死の直前まで苦悶しなくてはならない。これは患者にとつてまことに恐るべきことであるが,担当医としてもまことに厄介なことであり,ここにこの目的に有効な方法がないかということとなり,今日ではA療法が可なり広く実施されているが,比較的高価のためにまだ一般化してはいない。

子宮頸癌根治手術後の排尿障碍にヘキセストロールを

著者: 赤堀和一郎 ,   杉本修

ページ範囲:P.1156 - P.1157

 子宮頚癌根治手術後に発生する合併症の主なものに,尿路障碍と骨盤死腔炎とがある。この中後者は抗生物質の使用等によりその予防,治療に著しい進歩が見られるようになつた。しかしながら前者の尿路障碍の中でも特に排尿障碍に対しては,様々の治療法が試みられているにも拘わらず,時として非常に頑固な尿閉に悩まされる事がある。
 私達が京都大学産婦人科学教室在任中にたまたまK. Richter und W. Albrich[Zbl. Gynäk.,77(12): 487(1955)]が子宮頚癌根治手術後の患者に対して,合成発情ホルモンの一種であるヘキセストロールを用いて,膀胱内圧上昇及び膀胱容量減少を来たす事を述べた文献を見出したので,このヘキセストロールの膀胱内圧上昇作用が,頚癌根治手術後の排尿障碍に対して好影響をもたらすのではないかと考えて,膀胱内圧測定等を行いながら,ヘキセストロールの投与を続けたところ,認むべき効果が得られたのみならず,色々の興味ある事実を見出した。

社会的対策

大衆啓蒙に関する方策(PR)

著者: 御園生義良

ページ範囲:P.1158 - P.1160

Ⅰ.はしがき
 子宮癌のみならず一般に癌の治癒率を向上させるために必要な因子は早期発見並びに早期治療であるが,そのうちでも先ず大切なのは前者であつて,このためには医師側に於ける診断能力の向上が必要なことは勿論であるが,それよりも更に重要なことは患者側に於ける癌に就いての知識の増進を計ること,換言すれば大衆の啓蒙である。たとえ細胞診,腟鏡診,組織診等による医師側の診断能力が如何に向上したとしても,患者側に癌に対する十分な理解が無いため早期に受診しないとすれば癌の早期発見は全く不可能である。昔は子宮癌といえば痛いとか悪臭があるとかいわれたものであるが,これ等はいずれも末期症状に過ぎず,かゝる末期症状のみを重視する観念が一掃されて,一般大衆が子宮癌についての正しい知識を会得し,進んで定期的に健康診断を受けるようになつてこそ,その早期発見が達成されるものであつて,それに就いてのPRの重要性が叫ばれる所以は正に茲にある。
 以下その実施方法の大要を述べてみたいと思う。

診療施設

著者: 御園生義良

ページ範囲:P.1161 - P.1162

Ⅰ.はしがき
 現在,世界的に癌の発生が増加の傾向を示し,わが国でも癌のために惜しい命を奪われる人が全国で年々8万を越えて死因の第2位を占めるに至り,癌に対する世人の関心が著しく高まつてきた今日,最新鋭の診療施設の設置が喫緊事と考えられる。
 そこでわが領域に於ける癌,殊に子宮癌の診療施設に就いて診断部門及び治療部門の両方面から述べてみたいと思う。

癌患者登録制度について

著者: 野末源一

ページ範囲:P.1163 - P.1164

Ⅰ.定義
 癌患者の登録制度Cancer registrationとは発見された腫瘍患者の記録を洩れなく収集して分類し,その後の経過をもfollow-upする制度及び機関をいう。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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