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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻12号

1959年11月発行

文献概要

特集 子宮癌診療の進展 診断

コルポミクロスコピーの現況

著者: 増淵一正1

所属機関: 1癌研究会附属病院婦人科

ページ範囲:P.1075 - P.1081

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Ⅰ.はしがき
 子宮頚癌の臨床にあたつて今日痛感される最も大きな事実は,早期の症例が著しく増加して来たということである。
 嘗ては肉眼視診及び触診に基いて組織検査を施行することで足れりとされた時代もあつたが,今日のように,いわゆる臨床前期あるいは不可視癌と称される早期症例に対しては前時代的な肉眼診断法は殆んど無能となつて来たのは当然といえる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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