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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻2号

1959年02月発行

手術・手技・麻酔

村江氏新鉗子を以てする連続縫合式頸部円錐切除術

著者: 村江則忠1 原晉二1

所属機関: 1永寿病院産婦人科

ページ範囲:P.167 - P.170

文献概要

緒言
 子宮頚腟部切除術は頚腟部糜爛の頑固なるもの及び子宮腟部肥大症に行われているのであるが,近時,頚腟部のScraping Smearの検索及び腟鏡診(Kolposkopie)の発達により頚腟部癌の早期検出及び其予防が行い得る段階となり,頚腟部切除術の適応は非常に拡大され,且つ重大な意義を持つ様になった。
 今春の日本婦人科学総会シンポジユウムに於て,長崎大学三谷教授はSturmdorf氏手術の子宮頚癌早期発見への応用と題して講演し,頚腟部切除術が不可視癌の診断及び腟部癌の予防としてすぐれた成績を示している事を述べている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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