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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻2号

1959年02月発行

手術・手技・麻酔

笑気ガスによる分娩第2期産痛緩解の追試(第1報)

著者: 三宅清平1 小林英世1

所属機関: 1横浜赤十字病院産婦人科

ページ範囲:P.170 - P.172

文献概要

緒言
 笑気ガスによる産痛緩解法としてはWebster氏等(1913)の使用により登場し,欧米では1930年頃から娩出期麻酔剤として広く用いられている。わが国では最近研究的に用いられ,その優秀性が認められ乍らも,普及が遅れている様である。産痛緩解法としての麻酔深度は第一期の無痛期即ち,痛覚は鈍麻しながらも意識は完全に消失しない状態で,子宮収縮と共に腹圧を自らいとなみ得る程度が理想的である。われわれは笑気ガスを娩出期麻酔に使用し30例の少数例ではあるが第1報としてその概要を発表する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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