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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻2号

1959年02月発行

症例報告

臍帯ヘルニアの治験例

著者: 竹村幸子1 後藤義雄1 黒須靖2

所属機関: 1国立東京第一病院産婦人科 2国立東京第一病院外科

ページ範囲:P.177 - P.180

文献概要

Ⅰ.緒言
 臍帯ヘルニアとは先天性奇形の一種で,胎生期に完成すべき腹壁の閉鎖が不充分なためその部より臍帯内に腹部臓器が脱出するもので,分娩後可及的早期の外科的整復手術を必要とし,手術までの時間の長短が児の予後を左右する最大因子とされている,おれわれは最近成熟男児の手拳大臍帯ヘルニア1例を経験し生後12時間に行った手術により治癒せしめうることができたので,ここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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