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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻2号

1959年02月発行

臨床統計

乳汁分泌に関する2〜3の統計的観察

著者: 藤井久四郎1 鈴木一男1 鑓田進一1 寿田鳳輔1 畑中貢1 清水昭1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.195 - P.200

文献概要

まえがき
 先に著者ら(1953)は出産後における授乳期間,無月経期間及び妊娠成立期間の統計について報告し,生産後の不妊期間は授乳全期間とかなり高い順相関があり,月経再潮後といえども授乳期間の長い程不妊期間の長いことを見出した。然しながら一方には授乳中にも相当数のものが再妊娠しておるのも見逃せない。
 今回著者らは当教室における研究の一端として乳汁分泌について,これが分娩回数を重ねるにつれて如何に変化するか,また授乳中再妊娠した場合その乳汁分泌に果して影響を及ぼすや等を知るためにこれらに関連する事項と共に種々統計的考察を試みた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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