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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻2号

1959年02月発行

同人放談

子宮頸癌予防法の合理化に残された半面

著者: 安藤畫一

ページ範囲:P.207 - P.207

文献概要

 子宮頚癌の予防法としての第1歩は,尚お肉眼的不可視で無症状の時代—組織的には前癌かまたは侵入前癌の状態—を診定した後に,第2歩として変化部位を合理的に切除することである。これは医師側の実施すべき半面であるが,無症状な変化を検診の対象とする関係からして,婦人の認識的受診または強制検診を必須とする半面がある。医師側の半面は最近となつてやつと合理化されたが,婦人側の半面が尚お残された問題である。
 そこでこれ等に関する現状の要点を述べて見る。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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