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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻3号

1959年03月発行

手術・手技・麻酔

術前検査に於けるBickenbach氏起立試験と電気閃光値との関係について

著者: 岡崎恒雄1 千葉俊博1

所属機関: 1東北大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.269 - P.271

文献概要

はしがき
 手術中及び手術後の循環器機能障害,即ち術中或いは術後のショック等の予期しない危険を未然に予知する簡単な循環器機能検査法としてBich—enbach氏起立試験(1938)があるが,この試験は自律神経系機能検査としての踞反応或いは九嶋教授等の血圧変動係数などと一脈通ずるものがある。
 一方電気閃光値測定は初め疲労度の測定法として用いられていたが,筆者の一人である岡崎は自律神経機能検査として血圧変動係数,脈摶変動係数,アドレナリン・血糖,インシュリン・血糖測定等と平行して電気閃光値を測定し,自律神済系機能失調のあるものにはその値が高いことを観察した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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