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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻4号

1959年04月発行

薬剤の臨床

腹水を伴える女性性器癌に対するCarzinophilinの使用経験

著者: 藤井吉助1 武田重三1 張南薫1 松田英弌1

所属機関: 1昭和医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.323 - P.327

文献概要

まえがき
 手術不能の癌或いは手術後再発した癌,転移癌等に対しては放射線療法の他に近年新しい抗腫瘍性物質が登場しこれら癌の治療に新分野を拓きつっある。
 そのうちCarzinophilin (以下C.P.)は秦博士等1)がStreptomyces sahachiroiの培養炉液から精製した抗腫瘍性物質で,悪性腫瘍に有効である事が報告されている。われわれは本剤を腹水を高度に伴える女性性器癌に大量に使用し,好い結果を得た2例を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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