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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻4号

1959年04月発行

薬剤の臨床

産婦人科尿路感染症のUROCYDAL治験例並びに診療上,2〜3の卑見

著者: 河辺昌伍1 景山正歩1

所属機関: 1新潟鉄道病院産婦人科

ページ範囲:P.329 - P.332

文献概要

I.まえがき
  婦人の泌尿器は局所解剖的並に機能的に性器と密接な関係があるために,婦人の尿路感染症患者は,しばしば産婦人科外来を訪れる。
 而して最近の尿路感染症患者の特長は,淋菌性及び結核性のものが少ないことである。即ち,戦前及び戦争直後に於ては,淋菌性のものが相当存在したが,最近は殆んど見られなくなった。又,昭和24〜25年頃迄は1年に数例の腎臓結核患者を発見し,腎剔手術を行ったが,これも最近は殆んど見られなくなった。このことは,婦人科だけでなく,泌尿器科でも同様とのことである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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