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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻5号

1959年05月発行

異常分娩

骨盤位における児頭の過度反屈について

著者: 米倉亮1 中井嘉文1

所属機関: 1日立製作所日立病院産婦人科

ページ範囲:P.401 - P.404

文献概要

I.緒言
 異常分娩としての反屈位は頭位における前頭位,額位及び顔位等が主として問題となり骨盤位における児頭の反屈については前者程の重要性はないと考えられている。今回われわれは初産婦の骨盤位で陣痛開始前及び開始後も著明な児頭の過度反屈を認めたので,児頭の娩出困難,胎児仮死の危険を考慮して帝王切開により無事分娩を終了した1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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