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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻6号

1959年06月発行

薬剤の臨床

硫酸Protamine附加絨毛性及び下垂体前葉性Gonadotropinの効力及びAnti-Hormoneに関する実験的考察

著者: 一宮勝也1

所属機関: 1東京医科歯科大学産婦人科教室

ページ範囲:P.489 - P.493

文献概要

I.はしがき
 近年Steroid系ホルモンに多数のDepot剤の出現をみたので,臨床的に効力の増強を期待できるし,また使用に便利である。蛋白系のホルモンでもInsulinやACTHは,その効力を持続増強させる製品が市販されている(Homan,et al,1954)。
 これは,それぞれにProtamineや亜鉛等を附加せしめたもので,Gonadotropinでもtannin酸やCasein,Egg albuminを加えることによつて,ラッテ卵巣及び子宮重量増加試験で,その効力が持続増強されることは一般に知られていることである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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