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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻6号

1959年06月発行

症例報告

1210g早産未熟児の10ヵ月間にわたる長期観察哺育例について

著者: 橋口精範1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.515 - P.523

文献概要

I.はしがき
 早産未熟児の哺育にあたっては,近年熱心な監視の下に,保温,適切な栄養と看護並びに感染防止等の点などが考慮されるようになり,今まで困難であるとされておつた未熟児でもある程度までは哺育可能となつてきたことは喜ばしい限りである。
 私は9ヵ月の一卵性双生児の一児であるところの生下時体重1210gの女児を,生後291日(体重6400g)までの長期間にわたり哺育観察を行つたのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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