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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻7号

1959年07月発行

薬剤の研究

膀胱炎に対するUrocydalの効果

著者: 山本嘉三郎1 小玉敬彦1

所属機関: 1長崎大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.579 - P.582

文献概要

Ⅰ.緒言
 近来種々の抗生物質が発見され各種感染症に汎く使用されて顕著な効果をあげているが,サルファ剤の研究も又盛んで最近著しい進歩をみた。特に大腸菌,ブドウ状球菌を主なる起炎菌とする尿路感染症の治療にとつては現在不可欠なものとなつている。
 最近新しいサルファ剤Sulfamethylthiadia-zole〔Urocydalエーザイ製薬〕を産婦人科疾患に合併せる尿路感染症に使用する機会を得て菌株分離及びその感受性試験,臨床効果について実験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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