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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻8号

1959年08月発行

臨床研究

授乳期に於ける血清蛋白質及び循環血漿量

著者: 新井大作1 一宮勝也1 八木文夫1 清水清美1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.665 - P.667

文献概要

Ⅰ.緒言
 妊娠に於ては,胎盤,子宮,胎児,乳腺等の発育に多量の蛋白を必要とし,又全身水代謝の異常を来すために妊娠中は非妊時に比して血清蛋白及び全身の循環血漿量の著明な増減を来す。
 泌乳にあたつても,大量の蛋白が乳汁中に分泌され又多量の水分を必要とするので,全身血中の蛋白成分及び循環血漿量にも何等かの変化を来すことが考えられるが,授乳期に於けるこれ等の報告は余り見られず,殊に泌乳との関係については報告が無いようである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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