文献詳細
実験の研究
ラツテパラビオーゼによる授乳と下垂体前葉機能との関連
著者: 藤井久四郎1 征矢嘉行1 池沢新一1 熊坂高弘1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.669 - P.672
文献概要
ラッテのParabioseによるHormone移行に関する実験はMorpurgo(1908)に始まり本邦に於ても松山(1919),谷津(1921),後藤(1923,1925)等の研究がある。本稿では授乳刺激によつて間脳・下垂体前葉系が如何なる調節を受けるかを観察するためにこの方法を利用した結果を報告する。
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