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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科13巻9号

1959年09月発行

薬剤の臨床

悪阻に対する新抗ヒスタミン剤Diphenylpyraline (Hy-stamin)の使用経験

著者: 佐藤友義1 瀬川力1 鈴木康平1

所属機関: 1岩手医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.797 - P.799

文献概要

I.まえがき
 妊娠嘔吐(つわり)および妊娠悪阻の治療には,従来種々の薬剤が使用されてはいるが,未だすべてに満足のはなく,場合によつてはさらに暗示療法,理学療法または食餌指導を適宜併用してもなお効果がなく,時としてはついに妊娠継続を断念せざるを得ないこともある現状である。
 今回われわれは新らしい抗ヒスタミン剤であるDiphenylpyraline Hydrochloride (邦製Hy—staminエーザイ)を妊娠悪阻に使用する機会を得たので,その成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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