文献詳細
特集 産婦人科診療の今昔
婦人科学
文献概要
今日われわれが最も大きは恩恵を蒙つているのは化学療法である。もつともこの中には抗癌療法も編入されているが,これはまだ今後に期待しなければならない。しかしいわゆる抗菌療法に関する限りは,恐るべき産褥熱,肺炎,手術後の炎症疾患など殆んどおそれる必要がなくなり,肺手術も抗結核剤の発見により,その適応症は著しく狭められた。
化学療法はその主体をなすものは抗微生物療法であるから,先ずこれを述べ終りに,他の項目についてちよつと触れるに止めたい。
化学療法はその主体をなすものは抗微生物療法であるから,先ずこれを述べ終りに,他の項目についてちよつと触れるに止めたい。
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