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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科14巻1号

1960年01月発行

特集 産婦人科診療の今昔

婦人科学

化学療法

著者: 赤須文男1

所属機関: 1金沢大学

ページ範囲:P.49 - P.56

文献概要

 今日われわれが最も大きは恩恵を蒙つているのは化学療法である。もつともこの中には抗癌療法も編入されているが,これはまだ今後に期待しなければならない。しかしいわゆる抗菌療法に関する限りは,恐るべき産褥熱,肺炎,手術後の炎症疾患など殆んどおそれる必要がなくなり,肺手術も抗結核剤の発見により,その適応症は著しく狭められた。
 化学療法はその主体をなすものは抗微生物療法であるから,先ずこれを述べ終りに,他の項目についてちよつと触れるに止めたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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