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実験的研究
Progesterone水溶液化に関する小実験
著者: 持田良吉1
所属機関: 1持田製薬株式会社研究所
ページ範囲:P.993 - P.997
文献購入ページに移動Ⅰ.緒言
Steroid hormoneの水溶液化に関しては,Zender1)をはじめ,いくつかの報告2)3)4)がある。然しprogesteroneの水溶液化については報告1)3)が少い。
著者は,界面活性剤であるTween−80およびbenzylalcoholを用いて,progesteroneの水溶液化を試み,その可能なことを知つた。次いで,本水溶液の静注時マウスに対する毒性,および家兎の血圧に対する影響を,他のprogesterone水溶液と比較検討した。その結果得られた知見につき報告する。
Steroid hormoneの水溶液化に関しては,Zender1)をはじめ,いくつかの報告2)3)4)がある。然しprogesteroneの水溶液化については報告1)3)が少い。
著者は,界面活性剤であるTween−80およびbenzylalcoholを用いて,progesteroneの水溶液化を試み,その可能なことを知つた。次いで,本水溶液の静注時マウスに対する毒性,および家兎の血圧に対する影響を,他のprogesterone水溶液と比較検討した。その結果得られた知見につき報告する。
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