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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科14巻11号

1960年11月発行

症例報告

重複奇形(単対称性腸骨剣状突起結合体)の分娩例

著者: 金子光 高川敏夫1

所属機関: 1市立半田病院産婦人科

ページ範囲:P.1035 - P.1039

文献概要

Ⅰ.緒言
 単対称性腸骨剣状突起結合体(Ileoxiphopa—gus)は,その数の少い結合体奇形の内でも,特に稀なものであり,今日迄にバルコウ12),吉原12)Dieckmann2)等数例の報告を見るにすぎない。
 われわれは最近,1回経産婦に於いて,妊娠第37週と2日目に本結合体奇形児を分娩した稀な症例を経験したので,その臨牀的所見を簡単に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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